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7日間の防災備蓄ガイド

1週間を乗り切る備えの全て

7日間の防災備蓄リスト - 必要な防災グッズと保存方法

7日間備蓄の重要性

大規模災害時は救援物資が届くまでに時間がかかります。最低7日間は自力で乗り切れる準備が必要です。このページでは、家族を守るために必要な防災グッズと備蓄品を詳しく解説します。

必要な理由

  • 救援物資の遅延(東日本大震災では1週間以上)
  • 店舗の営業停止と物資の品切れ
  • 物流網の寸断による供給停止
  • 備蓄なしの場合の生命リスク

備蓄の基本

  • 家族構成に合わせた必要量の計算
  • 食品・飲料水の保存期間の確認
  • 消費期限に合わせた定期的な更新
  • 安全で取り出しやすい保管場所の確保

家族構成の考慮

  • 年齢別の必要品(乳幼児・高齢者向け)
  • 食物アレルギーの確認と代替食の準備
  • 処方薬・医療品の予備確保
  • ペット用の食料・用品の備蓄

おすすめ防災セット

初めての方にも安心。必要なものがまとめて揃う防災セットをご紹介します。

防災セット 4人用 女性にも 防災リュック 防災グッズ セット

防災リュック 4人用

LEDライトや防煙フード、保存水に保存食、情報を得る携帯ラジオ等、まさに防災セットの見本と言うべきセットです。

4人分の食料・水 簡易トイレ・衛生用品 LEDランタン付き
非常食 7日分 備蓄用

非常食 7日分 備蓄用

非常・保存食23種類58点セットです。アルファ米のごはん、おにぎりは、美味しく手軽なごはんです!

7種類のメニュー アルファ米・パン等 調理不要ですぐ食べられる

7日間生活するための必需品

7日分の必須備蓄品

飲料水

必要量:1人1日3L × 7日

4人家族の場合:84L

  • 2Lペットボトルでの保管(賞味期限を確認)
  • 直射日光を避けた冷暗所での保存
  • 6ヶ月〜1年ごとの定期的な入れ替え
  • 災害用浄水器の備え(断水時の対策)

非常食

必要量:1人1日3食 × 7日

4人家族の場合:84食分

  • アルファ米(白米、五目ご飯、わかめご飯など)
  • 缶詰・レトルト食品(肉・魚・野菜など栄養バランスを考慮)
  • 乾パン・ビスケット・栄養補助食品
  • 調味料・飲み物(お茶・コーヒー・粉末スープなど)

衛生用品

  • トイレットペーパー(1人7ロール)
  • ウェットティッシュ(2パック)
  • マスク(1人7枚以上)
  • 消毒液(500ml)
  • 携帯トイレ(1人1日5回×7日=35回分)
  • 生理用品(必要に応じて7日分)

効率的な備蓄方法

1. ローリングストック法

ローリングストック法 - 防災備蓄の効率的な管理方法

普段の生活の中で備蓄品を消費し、定期的に補充する方法。無駄なく効率的に備蓄を維持できます。

  1. 普段使う食品・飲料を多めに購入
  2. 古いものから順番に日常的に使用
  3. 使った分を定期的に新しく補充
  4. 月1回程度の定期的なチェック

ポイント:賞味期限が近いものは防災訓練や家族キャンプなどで積極的に使用し、新しいものと入れ替えましょう。

2. 保管場所の工夫

防災グッズの保管場所 - 効率的な収納方法

限られたスペースを有効活用する収納方法。取り出しやすさと安全性を両立させましょう。

  • クローゼットの上部スペース(落下防止対策を忘れずに)
  • ベッド下の収納ボックス(水平避難時にすぐ取り出せる)
  • 階段下収納(デッドスペースの有効活用)
  • 専用の防災棚(転倒防止器具で固定)

3. 分散保管の重要性

防災グッズの分散保管 - リスク分散の方法

リスク分散のための保管方法。一箇所が被災しても別の場所から物資を確保できるようにします。

  • 自宅の複数箇所(寝室・キッチン・玄関など)
  • 職場での保管(帰宅困難時に備えて)
  • 車載の非常食・防災グッズ(移動中の災害に備えて)
  • 避難所の確認と避難経路の把握

ポイント:最低限の防災グッズをまとめた「非常持ち出し袋」は、すぐに持ち出せる場所に保管しましょう。

特別な配慮が必要な方の備蓄

乳幼児の場合

  • 粉ミルク(7日分)・液体ミルク
  • 哺乳瓶・消毒用品・電子レンジ不要の消毒パック
  • おむつ(1日5〜8枚×7日=35〜56枚)
  • お尻拭き(2〜3パック)
  • 離乳食(月齢に合わせて)
  • お気に入りのおもちゃ(精神安定用)

高齢者の場合

  • 常備薬(2週間分)・お薬手帳のコピー
  • 介護用品(必要に応じて)
  • やわらかい食事・栄養補助食品
  • 保温グッズ(体温調節が難しい方向け)
  • 老眼鏡・補聴器の予備
  • 簡易トイレ(夜間の移動が難しい方向け)

ペットの場合

  • ペットフード(7日分)・おやつ
  • トイレ用品・排泄処理袋
  • ケージ・リード・キャリーバッグ
  • 健康手帳のコピー・常備薬
  • ペット用の水(7日分)
  • ペットの写真(迷子になった場合用)

季節に応じた備蓄の調整

夏季の備え

  • 経口補水液・スポーツドリンク粉末
  • うちわ・扇子・携帯扇風機
  • 虫除けスプレー・蚊取り線香
  • 冷却シート・冷却スプレー
  • 日焼け止め・帽子・遮光シート
  • 熱中症対策グッズ

冬季の備え

  • 防寒着・毛布・寝袋
  • 使い捨てカイロ(大量に)
  • 温かい飲み物(インスタントスープなど)
  • 灯油・ポータブルストーブ
  • 防寒用アルミシート
  • 厚手の靴下・手袋・ニット帽

防災ガイド メモ

防災ガイド

防災ガイド

bousai-guide.net

7日分の備蓄は、決して大げさな準備ではありません。東日本大震災の教訓から、救援物資が行き渡るまでに1週間以上かかることが分かっています。特に都市部では、帰宅困難者の発生も考慮に入れ、職場や自宅での備蓄を心がけましょう。また、定期的な備蓄品のチェックと更新を忘れずに行うことが重要です。備えあれば憂いなし。今日からできることから始めましょう。

備蓄品チェックリスト

ご家族の必要な備蓄量を簡単計算。チェックリストをダウンロードできます。